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概要

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1業界ニュース~ご繁盛のヒント~業界のあらゆるニュースから、ご繁盛のヒントをお届けいたします。柴健宏今月のひとりごと毎度ありがとうございます。柴田屋酒店の一年は、9月に始まり翌年の8月で終わります。今月で今年度も残すところ、あと3か月となりました。柴田屋でのこの時期は、すでに今期を振り返る時間となっています。「んっ?これからが大事な時期だろ?」と思われる方もいらっしゃると思います。今期の予算、目標達成に向けた計画の実行は、当然今も全社をあげて同じゴールに向かって行っています。しかしこの時期のための準備は、今期の折り返しの2月に、前半を振り返って方針の大枠を切っています。柴田屋酒店がこういうスケジュールで経営を進めるようになった理由は、過去の失敗や経験やお客様や先人からいただいた助言などがもとになっています。大切なことは、「早い準備」だと思っているからです。ただ、準備を綿密にすればうまくいくのか?というと、それだけでもないと思っています。同じように大切なのが、「スピード」です。売り上げなどの予算を達成するためには、「数(お客様との接点の数)と内容(有益なご提案内容)」が大事な要素になってきます。そのために、スピードを上げ、時間を無駄にしないで、限られた時間の中で、有効な行動をする。そして、より成果の確率を上げるためにも、一回の接点でより多くの、そしてよりお客様にプラスになる内容をご提案する、この二つの要素のバランスがとても大事なのだと思います。この内容を上げるために大切なのが「準備」でしょう。スピードと準備。何か矛盾しているように感じる方もいらっしゃると思いますが、準備をする時間を悩んでいる時間にしないことがコツでしょう。柴田屋酒店は、「常に走りながら考える!」というのが風土となっています。お客様と共に成長し、社員みんなと成果を分かちあっていけるよう、これからも創意工夫を繰り返し、スピードをさらに上げて行きます。今後とも、宜しくお願いいたします。《中高年がカギ》日本の総人口に占める65歳以上の割合は2010年時点で23.1%、2055年には40.5%になると予想されています。(税務省・国税調査)対象50代~80代出典:㈱シニアコーポレーション◆シニア層の外食シニア層といわれる50代から80代の方たちの外食頻度は月1~2回。1か月あたりの外食費は5,000~10,000円程度の人が多くを占めています。この世代の方たちに、いかにご来店いただくかが今後の一つのカギとなりそうです。◆外食に何を求める?少々価格が高くても上質なもの・量が選べる・健康に気を遣ったメニュー・落ち着いた時間が過ごせる空間・ゆったり過ごせる雰囲気。これらは、シニア層が外食に求めるものの一例です。ここから、料理や価格に+αのサービスが重要視されているのがわかります。また、このような点が満たされるサービスであれば、多少お金がかかっても払うというのも特徴です。人口比率から考えても、この世代の方たちを取り込み、常連さんになっていただけるお店づくりが、今後のご繁盛のヒントになると言えるのではないでしょうか。工夫次第でコストをかけずに満足度を上げることも可能です。S‐1サーバーグランプリ(http://hanjyoten.org/)ホームページより、サービススキルチェックに活用いただける「訪問調査票」がございますので、ぜひご利用ください。no143