ブックタイトルkodawari_tsushin_145

概要

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8毎月開催！業界の最新トレンドが満載です！日本酒試飲会レビュー～夏に美味しい日本酒～去る６月２４日は「夏に美味しい日本酒試飲会」でした。暑くなってくると“さっぱり”“爽やか”といった味付けの料理が恋しくなりますが、日本酒にも同じことがいえるのではないでしょうか。今回は、これからの時期におすすめすると、お客様に喜んでいただける、清涼感溢れる味わいの５商品をご紹介いたします。いずみ橋夏ヤゴ１３生?仕込・純米酒火入済１８００ｍｌシバの日価格２８００円【23879】他の「ヤゴ」とはひと味違う、アルコール度数１３度のソフトタイプ！海老名産「山田錦」を使用し、クラシックな「生もと」で醸した純米酒です。低アルコールなので合わせる料理の種類や幅が広がります。アルコール度数１３％でも飲みごたえのある、すっきり・しっかりの夏酒です。セミナーレビュー～味覚について～月山涼夏純米吟醸１８００ｍｌシバの日価格２８０５円【94085】暑い夏にもお勧め、スッキリとした喉越し！佐香錦（さかにしき）と山田錦を原料に、暑い日でも飲みやすいようにアルコール度数を１５度台にして出荷された夏季限定酒。ライチを連想させる爽やかな味わいと香り。冷蔵庫でおもいっきり冷やすのがおすすめです。加賀鳶夏純米生１８００ｍｌシバの日価格２４５０円【26307】爽やかにキレ味抜群！低温醗酵でじっくりと仕上げたしぼりたての純米酒を、一切の火入れをせずに爽やかな風味をそのまま封じ込めました。フレッシュで清涼感あふれるキレの良い辛口は、米の旨味が存分に生きた夏季限定の美味しさです。レモンや生姜など爽やかなスパイスがきいた料理に良く合います。金戎特別純米無濾過生原酒１８００ｍｌシバの日価格２４８７円【24200】ロックもいけます！地元酒米「オオセト」を１００％使用し５８％まで磨いた特別純米酒。無濾過ならではのコクと甘味。ふくらみがありながらも、のど越しの良い爽やかさがあります。「金戎」シリーズの限定品です。ゆきつばき[夏]純米吟醸原酒無濾過絹ごしおりがらみ１８００ｍｌシバの日価格２５００円【24287】夏季限定・夏にふさわしいスッキリとした飲み口！絹で濾した滓を絡ませて仕上げた純米吟醸原酒。やや辛口の味わいとキレが、ゆきつばきらしく、また夏の味覚に合うようにすっきりと仕上げつつも、おりがらみならではの柔らかなコクも楽しめます。今回のセミナーは、泉橋酒造より寺田昌登副杜氏を講師に迎え、飲食において一番の基礎である「味覚」について、日本酒を醸す寺田氏の捉え方を含めお話いただきました。◆温度と味覚温度をしっかりと意識することにより、加算効果が得られる。甘味・旨味・苦味が感じられるお酒は、温かさを加える方が加算効果が得られる。酸味・塩味が感じられるものは、冷たさによって同様の効果が得られる。これらを上手く調和させて提供することで、お客様により飲食を楽しんでいただける。◆お酒の香り熟成香：熱を加えることにより起こる化学反応によって、より複雑なものとなり、美味しく飲むことができる。吟醸香：華やかな香りは冷たい時に芳しい。温めてしまうと、米が発酵した風味が前面にでてきてしまい、美味しさを損ないかねない。◆旨味の相乗効果肉系旨味（イノシン酸Ｎａ）と野菜系旨味（グルタミン酸Ｎａ）が合わさることで相乗効果は１０倍にもなる。日本酒は酵母（動物性）と米（植物性）で造られているので、すでに相乗効果が得られている状態。よって様々な料理と相性が良いと言えるのではないか◆燗酒のすすめ温かいお酒は胃の時点で消化・吸収が始まるので、酔いを感じるのも抜けるのも早く飲み疲れしにくい。舌の味蕾は温かいものにより開き、味を取り入れる面積が増える。よって素材の持っている味を存分に楽しむことができる。旨味の相乗効果を得るにはどうすればよいか、様々な角度からアプローチできることが分かったセミナーでした。No.145