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概要

senmuga

専務がゆく<酒蔵探訪>武の井酒造株式会社今回は、山梨県北杜市で約150年の歴史をお持ちの、自然に恵まれた八ヶ岳の伏流水で仕込んだお酒が自慢の武の井酒造さんに伺いました。ご対応いただいたのは、先日の全国利き酒会で感動を覚えた味わいの「青煌」を造っている清水 紘一郎杜氏です。日本酒だけでなく、純米焼酎も手掛ける有数の酒蔵です。大自然の恵まれた環境から生れるお酒は、通もうならせる豊かな味わいです。特におすすめなのは、やはり「青煌」。つるばら酵母という花から採った酵母を使った、なんともスッキリとした中に旨みのしっかりある味わいで、女性からの人気も高いそうです。八ヶ岳の麓、大自然に囲まれて美味しいお酒が醸されています清水さんは東京農業大学在学中に、初めて花から酒造用の酵母を分離、培養した中田教授に出会いその魅力を知りました。そして、大学卒業後は花酵母をいち早く使い始めていた大学の先輩が経営する茨城県の来福酒造に3年間修行に入ります。こうして満を持して2006年に蔵へ戻り、武の井酒造がそれまで手がけてこなかった、特定名称酒の醸造に乗り出しました。最初は小さなサーマルタンク一つで清水さんの杜氏としての一年目は始まったそうです。毎年酒質を重視して少しずつ石数を増やして行っているようです。柴田屋酒店も今年の秋口より取り扱いをスタートする予定です。是非皆様お楽しみに!軽やかな口当たりからしっかりとした旨みが感じられ、切れも良いお酒です現在使用している酒造好的米紘一郎さんが7年前、蔵に戻ってきてからの相棒麹室 歴史を感じます武の井酒造株式会社山梨県北杜市高根町箕輪1450TEL:0551-47-2277 FAX:0551-47-2278武の井酒造(株)の創業は慶応年間。社名であり酒名にもなっている「武の井」の由来は、創業者である清水武左衛門の「武」と良水の湧き出る井戸の「井」をかけ合わせて命名されました。仕込み水には八ヶ岳南麓の伏流水を使用し、県内県外から厳選した原料米を用いて酒を醸し、また山梨県内では数少ない焼酎(米)も製造している酒造場です。少人数ながら“良品をリーズナブルな価格で”を心掛けて酒造りをしています。柴健宏