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概要

senmuga

専務が行く~ワイナリー編・楠わいなりー長野県須坂市~先日、長野県須坂市にあります楠わいなりー株式会社さんに伺いました。ご対応は代表の楠 茂幸 社長にしていただきました。楠社長は大学卒業後20年間サラリーマンとして働いたのち脱サラし、42歳で、ワイン造りに関して世界最高峰の(オーストラリア アデレード大学・大学院)に入学。ぶどう栽培学とワイン醸造学を2年間学びました。帰国後、夢にまで見たワイン醸造を叶える候補地を探したそうです。すると楠社長の故郷である須坂市近辺が、日本でも一番のぶどう栽培適地であることがわかり、そこでブドウ栽培を始めました。生食用とワイン用のぶどうを栽培すること8年、平成23年11月に念願の自社ワイナリーを設立しました。楠社長は言います。「須坂市は4月から10月のぶどう栽培期間中の日照時間が長く、雨も比較的少ない地域。しかも水はけが抜群にいい、ぶどう栽培には最適の自然条件が備わっている場所なんです」現在は5ヘクタールの畑でソーヴィニヨン・ブランやピノ・ノワールなど10種類ほどのぶどうを栽培しています。長野県は全国に先駆けて「原産地呼称管理制度」を平成14年10月からスターとさせている県です。長野県産の農産物と農産物加工品の特に味と品質が優れたものを認定する制度です。そんな品質に関して意識の高い県で、この楠わいなりーは、数々の商品が認定されており、数ある高評価ワインの中でも特に素晴らしいワインに与えられる「審査員奨励賞」を2回も受賞しました。これほどまで高品質のワインを造る楠社長に「一番大切なことは?」と聞いてみると、「葡萄造りと品質管理です」という答えが返ってきました。「ワインの出来栄えを左右するぶどうが健康に完熟してくれるように最善の気を配る。地道な作業の繰り返しです。そしてできた健全なぶどうを高品質なワインにするため温度変化や化学反応の進み方、雑菌が繁殖しないように細かな品質チェックをします。」順風満帆ではなかったからこそ社長のぶどう栽培とワイン造りへの情熱がこれから楽しみなワイナリーでした。是非柴田屋酒店でもこのこだわりのワインを販売させていただきたいと思います。楠社長ありがとうございました。楠 茂幸 社長海外のワイナリーを想わせる佇まいにセンスを感じますピノ・ノワール ソーヴィニヨン・ブラン日本の食事に良く合うワインスパークリングワインにも挑戦されています機械はデゴルジュマン(澱引き)に使用するものです