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概要

senmuga

広くし、メリハリのある麹造りをされていました。47度の麹室で徹夜で麹を造る、いい酒を造りたいという杜氏のこだわりと情熱が渾身の酒に注ぎ込まれています。仕込みは「混醸仕込み」を全てのお酒でしていて、各々の酵母の良いところを活かし、ねらった味に仕上げていきます。この「混醸仕込み」とは二種類の酵母を使い、その酵母ごとの良い個性をバランスよくお酒に活かす方法で、平田杜氏が始められたのが最初だそうです。その甲斐あって、国内では全国新酒鑑評会で11回金賞受賞はもとより、海外でもInternationalWine Challenge(ロンドン)の本醸造部門で第一位(トロフィー)を獲得!など多数の受賞をされています。柴田屋酒店としましても、今回、平田杜氏のこだわりを間近で感じ、是非その渾身のお酒を皆様にご案内し、触れて感じていただきたいと思いました。今回キャンペーン商品でもご案内をさせていただいております。杜氏自らが米作りをされ、酒造りに最適なお米をこだわって作っている渾身のお酒です。是非宜しくお願いいたします。詳しくはキャンペーンページにて特集蔵元めぐり妙高酒造(新潟県)10月29日 新潟県上越市の妙高酒造(2000石/年)さんに社長と伺ってまいりました。この妙高酒造さんは今回ご縁が合って、伺ったのですが、とてもこだわりを持った酒蔵さんとお聞きしており、杜氏の平田 正行さんが凄い方で、お会いするのを楽しみにしておりました。この平田杜氏、38歳の若さで越後杜氏となって妙高酒造さんを多数の受賞に導いている方で、平成21年には「にいがたの名工」、平成22年には「全技連酒造マイスター」に認定されております。このダブル認定を受けた杜氏は新潟県では初めてだそうです。そんなすごい杜氏の酒造りにかける熱い想いとこだわりを是非伺いたいと思いました。杜氏がもっとも大切に思い、力を注いでいるのが麹づくりです。よく一麹二?三造(いちこうじにもと さんつくり)といいますがここまでこだわるのか!と驚きました。平田杜氏は言います「日本酒に不可欠なものは【品格とも言えるしなやかさと雅な趣】その為の麹造りに妥協は決して許されない」。まさにその信念を貫いているなー、という印象でした。こだわりをいくつかご紹介すると、まずは徹底した水分調節です。「酒造りは前半が勝負、盛りまででいかにして水分調節をし、手間ひまかけるかが勝負だ」。強い麹を造るために麹室に専用乾燥用ボイラーを設置し、ピンポイントのタイミングで麹を乾かし融けるギリギリまでのところまで鍛えています。吟醸酒の造りでは種麹を最小限にし、麹の活躍を促したり、麹室を柴健宏