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概要

senmuno

今月のひとり言毎度ありがとうございます。今年も始まって早一ヶ月が経ちました。柴田屋酒店は昨年末から社員の増員に力を入れています。これはより生き生きと社員みんなに働いてもらい、よりお客様方のご要望に応えられる体制にするためです。ということで新しい仲間が増えました。一度しかない大切な人生の中で、柴田屋酒店という会社で共に働くことになりました。目的は理念の実現、成長と幸せのためです。これも何かのご縁です。社員とお客様と一緒に幸せに向かって邁進して行きたいと思います。【道】自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがいのないこの道ではないか。他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。尊敬する松下幸之助翁の「道をひらく」より自分という人間は世の中に2人といない。今という瞬間を最大限大事にして人とのご縁を大切にしていきたいものですね。柴田屋酒店も酒屋の道を一所懸命邁進していきます。今月のひとり言毎度ありがとうございます。段々暖かくなってきましたね。ちょうど卒業、転勤、入社、等、人生の転機を迎えられる方々が増える時期。皆さんのお店や会社でもアルバイトの卒業や新たな仲間が加わる大切な時期です。柴田屋酒店も今年多くの仲間達が入社いたします。3年後、5年後の柴田屋を支える大切な仲間達です。一日も早く仕事になれて、生き生きと力を発揮してもらいたいものです。ただ、ここで大切なのが、関わるリーダー(上司)です。よく人は「褒めて育つ」、とか「厳しさから学ぶ」とか言いますが、本当にそれでいいのかなと思うことがあります。私の幼少期を思い出すと、いい先生って、子供におべっかを使って、腫れ物に触るように褒めてばかりの先生でも、ただ子供の気持ちも考えずただただ厳しく叱ってばかりの先生でもありませんでした。私がいい先生だなと思った先生は、いつも子供達を見てくれていて、一緒に考え、一緒に笑い、一緒に泣いてくれた先生でした。他のクラスの生徒達からも人気の先生でした。ではなぜ子供達はこの先生を「いい」と思ったのでしょうか。これはあくまで私の見解ですが、この先生、いつも子供達一人一人としっかりと時間を取り、対話をしていたように思います。子供達の顔色や言動や行動をよく見ていました。その上で各々の存在を受け入れてくれていました。そして子供達が自分達で考え、行動し、成果を出したことを一緒に喜んでくれていました。整理すると、先生がやっていたことは、「存在を認め(承認)」→「一緒に感じる(共感)」ということだと思います。仕事の上でも同じです。部下の存在価値と善意の努力を承認し、共感する。しかし、頭ではわかっていてもそううまくはいきません。例えば、部下が自分の思惑と違うことを言ったとき「あいつは間違っている」と思ってしまいます。こういった考え方の癖を直すためには、意識するという曖昧な形ではなく、具体的な行動を取り入れた方が効果的です。そのためにまず大切なのは、言葉を変えることだと思います。例えば、「なるほどー」とか「いいねー」という言葉です。これは相手に伝えるだけではなく、自分自身にも肯定的な感情として伝わります。もちろん、あなた自身はその彼の考えに納得はできないこともあるでしょう。でも彼はそう考えているのだ、ということをまずは自分が受け入れていくのです。最初は違和感があるはずです。自分の受け入れたいものとは違うのですから。でも、これを繰り返していくとだんだん慣れてくるはずです。また、やったことに対して、できたことには「よくできたなー」とか「どうやったの?」と言います。実際にやり方を周りの仲間に発表してもら共有します。もしも出来なかったときには、出来なかった理由を人におかず、やり方(プロセス)におき、どうしたら出来るかを一緒に話し合います。こういった言葉を使っていくことにより、徐々に部下を受け入れ、認めることができるようになっていくのだと思います。そして部下のささやかな成長も、自分の喜びとなるのでしょう。そんな好循環の組織を目指し、柴田屋酒店もがんばっていきます!今月も宜しくお願いいたします!